| ジュースのしみ・汚れについて | |
| ★ | 一口にジュースと言っても、様々な原材料が使われ、色素や灰汁(アク)の強いもの、糖分の多いもの等その種類は数えられない程流通しておりますが、それぞれに除去方法も異なり、非常に高度な技術が要求されるシミと言えます。 |
| ★ | 通常のオレンジジュースやグレープジュースには着色料が含まれておりますのでシミの除去後には色素の脱色が必要となります。 |
| ★ | 天然又は生ジュースと言われているジュースには果汁の灰汁が含まれていますので、シミを除去した後に灰汁や色素の漂白・脱色作業が必要となります。 |
| ★ | 中でもリンゴの生ジュースは古くなりますと黒く変色し、布地も痛んでしまいますので早めのしみぬきが必要です。 |
| ジュースのシミが着物に付着しますと、色素が残り厄介なしみの代表と言っても過言では有りません。しみ抜きを専門と称している業者に依頼したのにも関わらず落ちないと言われて諦めている方も少なく有りません。 | |
| ジュースを除去するためには、先ずジュースのしみを除去した後、色素(灰汁)の除去が必要で、この作業は酸素系の漂白作業が必要となります。 | |
| 酸素系の漂白作業は全ての織物に使う事は出来ません。特に先染め製品(綴れ帯や袋帯・お召し類)は手をかけられない場合が有ります。又地色(ブルー系)によってはジュースの除去に伴い地色が先に剥がれてしまい、それを復元する方が手間がかかってしまう事も有ります。 | |
| こうした色素の除去は出来るだけ地色を剥がさずジュースだけを除去する事が大切ですが、色によって避けられない地色の剥がれた部分の復元作業は、非常に高度な技術が要求されます。私共では特にそうした難解なしみの除去とその後の補正作業に研究を重ねておりますので、是非ご相談下さい。 | |
| 同系のシミには、日本茶・コーヒー・紅茶・赤ワイン類も植物の灰汁(アク)や色素が付いてしまうのは同様で、落としにくいシミの代表です。 | |
| これらのシミの除去方法は様々で、布地や地色の色によっても除去方法が異なりしみぬき方法としては難しい部類のシミとなります。くれぐれも素人療法は禁物です。いじらずなるべく早め(1ヶ月〜2ヶ月以内)にお持ち下さい。 | |